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今回ご紹介するのは、辻村深月さんの「かがみの孤城」です。
アニメ映画化もされましたし、本屋大賞受賞作でもあります。
本書を読み終えた後は、放心状態…とてつもない1冊でした。

- 学校に悩みを持つ学生
- 不登校の子を持つ親御さん
- 10代の読書好き にオススメです。
この記事では、あらすじと感想をネタバレありで紹介します。
あらすじ
物語の主人公・こころは、学校に行けなくなった中学生の女の子。
誰にも言えない理由で部屋に閉じこもる彼女の前に、ある日突然、鏡が光り出します。
鏡をくぐった先にあったのは、不思議なお城。そこには自分と同じように“学校に行けていない”7人の少年少女が集められていました。
彼らは1年間だけ、この城に通うことを許され、「願いを叶えてくれる鍵」を探すことになります。

学校がすべてじゃない
「学校に行きたくない」「友達がいない」「クラスに居場所がない」
そんな思いをしたことがある人にとって、『かがみの孤城』はまるで心に寄り添ってくれるような物語です。
本書は、「学校に行かないこと=人生の終わりじゃない」と教えてくれます。
「どうして学校に行けなくなったのか」は7人それぞれに違っていて、そこにはいじめ、家庭環境、不安、傷ついた心など、リアルな悩みが描かれています。
読んでいると、どこかに「自分」と似ている子がいるような気がして、思わず泣きそうになりました。
学校に行かないことを選んだとしても、それは「逃げ」ではなくて「命を守る選択」です。
本書はそれを、やさしく、そして力強く伝えてくれます。
そして、ラストに明かされる“城の秘密”と“なぜ7人が選ばれたのか”という真実には、涙が止まりませんでした。
『かがみの孤城』は、「学校に行けない自分はダメだ」と思ってしまう人にこそ読んでほしい作品です。
誰にも言えなかった気持ちが、この物語の中にはきっとあります。
もしあなたが今、「どこにも居場所がない」と感じているなら、ぜひ本書を読んでください。この物語がきっと“心の居場所”になってくれるでしょう。

感想(ネタバレ含みます)
鏡の中の城に吸い込まれた7人の中学生。
城の主と思われる「オオカミさま」と呼ばれる女の子。
話の前半では、丁寧な描写に少し退屈を感じてしまい、読み進めるのに時間がかかりました。
ですが、残り半分になってくると、ぐんぐん読み進められ、最後へのつながりに感服しました。
辻村さん、すごい人だなぁ・・・。
思春期の頃って、すごく心が不安定な時期になりますよね。
悩みや生きづらさや・・・自分とは何か・・・とか。
でも、それを人にはなかなか相談できない。
そんな時期の7人の子供たちが集まるのですから、うまくはいきません。
それぞれが成長し、乗り越えていく姿が感動を呼びます。
でも、単なる青春ものではないのが、本作のすごいところ。
ミステリ要素もあるし、どんでん返しもあるし・・・そりゃあ、もう、面白い!
読後の余韻に浸りながら、ほかの読者の方のレビューなどを読んでいると、「おぉ!なんとそんなつながりもあったのか!」とさらに驚きです。
これは、二度見必須の伏線回収本です。

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