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ひらいめぐみさんの「転職ばっかりうまくなる」。
実体験をもとにしたエッセイは、
まさに“迷いながら進む大人の記録”でした。
転職、何回もしてる人って、どんな気持ちで仕事してるの?
私はこれまでに転職をしたのは一度だけです。
だからこそ、タイトルにあった「転職ばっかりうまくなる」という言葉に、ちょっと驚きました。
それって、うまくいってるってこと? それとも…?
何度も転職している人って、仕事や人生をどう捉えているのでしょうか。
どんな葛藤があって、どんなふうに“自分”を選んできたのか。
気になって手に取ったのが、ひらいめぐみさんのこのエッセイです。
こんな人におすすめ!
- 自分の働き方にモヤモヤを感じている
- 「自分らしく働く」って何だろう?と悩んでいる
- 転職経験は少ないけれど、転職した人の本音が知りたい
- 忙しい日々の中で、少しだけ立ち止まりたい
【内容紹介】これはただの転職話じゃない。人生を「正直に生きる」ための記録
この本には、ひらいさんが20代〜30代のあいだに経験した転職のエピソードが描かれています。
出版社、飲食店、外資系、福祉、教育関係など、さまざまな仕事を経験し、
そのたびに悩みながら「自分の選択」を繰り返してきた日々。
いわゆる「転職ノウハウ」や「成功術」は書かれていません。
でもどのページにも、「自分に正直に生きたい」という強い気持ちが感じられました。
働くことを通して、自分と丁寧に向き合ってきた人の言葉には、説得力があります。
「自分を極める」って、もしかして、面白いことかもしれない
印象に残った一節があります。
「人がその人を極めると、なぜか必ずほかの人の役に立つようになっています」
― 吉本ばなな『おとなになるってどんなこと?』(P.208)
この言葉を引用しながら、ひらいさんは「自分を極める」ということは、
“自分に嘘をつかずに生きること”だと語っています。
年齢を重ねるごとに、価値観は少しずつ変わっていきますよね。
以前はしっくりきた仕事も、今はなんとなく違和感がある。
その「なんとなく」をきちんと受け止めて、距離を取ること。
それも、自分を極めるための大事な一歩だと感じました。
「極める」なんて言葉は少し大げさに思えるかもしれませんが、
「違和感を放っておかない」ことから始めてみれば、意外と身近なことかもしれません。
働くこと、書くこと、自分の内側を見つめること
文章を書くときに必要なのは、「文章を書いている時間」だけではなく、
「書く内容について考える時間」「書いた文章のことを考える時間」である。(P.191)
この言葉には、共感しかありませんでした。
私もブログを書くようになって、
頭の中でぐるぐる考えている時間もまた「書いている時間」なんだと
感じていたからです。
私は、書きながら・話しながら、考えをまとめるタイプ。
でもひらいさんの文章には、きちんと考え抜いた人だけが持つ、深い説得力がありました。
この本を読みながら、私自身の内側にもじっくり目を向けていた気がします。
忙しすぎる毎日。だからこそ、こんな本が沁みる
この本の語り口はとても穏やかで、落ち着いていて、
まるで友人がそっと隣で話してくれているような気がしました。
日々の家事や仕事、育児で、自分を後回しにしがちな毎日。
そんなときこそ、「ちゃんと立ち止まっていいんだよ」と言ってくれるような本が心に沁みます。
転職直後の今、このタイミングで読めて本当によかった。
ひらいさんの他の著書も、きっと今後の「自分整理」に寄り添ってくれそうです。


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