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今回ご紹介するのは、椰月美智子さんの「さしすせその女たち」です。

調味料の話ではありません。
表紙の「コップのフチ子」たちが目を引きます。

この記事では、あらすじと感想をネタバレありで紹介します。
あらすじ
「さすが しらなかった すごい センスある そうなのね」
39歳の多香実は、5歳の娘と4歳の息子を育てながらデジタルマーケティング会社の室長として慌ただしい毎日を過ごしていた。
仕事と子育ての両立がこんなに大変だとは思っていなかった。
一つ上の夫・秀介は「仕事が忙しい」と何もしてくれない。
不満と怒りが募る中、息子が夜中に突然けいれんを起こしてしまう。
その時の秀介の言動に多香実は驚愕し、思いもよらない考えが浮かんでいく・・・。
夫の機嫌をとるために「さしすせそ」を使う自分が、嫌だった。
ワンオペ育児に奔走する姿を描いた、リアルすぎる働くママの奮闘物語。

心に残った言葉
(思うような人事ではなかったことに対して)
子どものせいではない。子どものせいにした時点で自分という人間の価値は落ちる。
子どもを産み育てることは、自分が今こうして生きていることと同じだ。
余分な荷物ではなく、すでに自分に内包されていて、多くの希望を与えてくれるものなのだ。
(P.133)
仕事で評価されないことを無意識に子どものせいにする・・・私にも思い当たることがあります。
私は途中でフルタイム勤務をやめ、そのおかげで子どものせいにすることもなくなりました。
子どもがいなければ、アレができた、コレができた・・・って思ったこともありましたが、この考え自体が残酷だったなと思います。
感想
ワーママあるあるがたくさんあって、共感しっぱなしで読み終えました。
「さすが しらなかった すごい センスある そうなのね」とは、作者はうまいこと言いますね。ただ、夫の機嫌取りとは、なんとも言えない気まずさを感じますが。
育児はまだ続き、家族との生活は死ぬまで続きます。
未就学児を育てるのは本当に大変ですが、子どもたちが一番かわいい時期とも言えます。(大きくなってもそれはそれでかわいいですが)
これから親になる方には、その時期をどうか見逃さないように切に願います(見逃したら勿体ない!)

「母はしっかりせざるを得ない立場、父はサポートという立場」
っていう認識は私はどうにかして覆したいと思っています。
父も子育ての当事者ですから。
そもそも、育児と仕事の両立って不可能なんでしょうか。
働きすぎな日本人にとっては、難しいのかもしれませんね。
「6~7割出来たらOK」みたいな緩さが社会全体に広がれば、両立に悩むことは減るんじゃないかなと、日本の地方の片隅で私は考えてます。

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