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旅と食をテーマにした心あたたまる物語。
近藤史恵さんの『それでも旅に出るカフェ』は、シリーズ第2作目ですが、前作を読んでいなくても十分楽しめました。
コロナ禍の影響下でも、心に残る“食の冒険”と、“旅に出る理由”をそっと教えてくれる1冊です。

☕こんな人にオススメ!
- カフェ・グルメ好きの方
- 日常に疲れて「ちょっと逃げたい」と感じている方
- 海外旅行や異国文化に興味がある方
この記事では、あらすじと感想をネタバレありで紹介します。
📚 あらすじ
世界各地の珍しいカフェメニューを提供する「カフェ・ルーズ」。
店主・円(まどか)は、コロナ禍のさなかでも、心を込めた料理とスイーツで訪れる人々を迎えます。
物語は、小さな日常の事件や心のもやもやを、食や旅を通じて癒していく連作短編集。
「こんなカフェに行ってみたい」と思わせる、優しい時間が流れます。

💬 感想・考察(ややネタバレあり)
聞いたことのない料理がたくさん登場し、まるで旅するような気持ちになりました。万博に行った後で想像力が豊かになったためか、どんな料理か想像が膨らみます。
「食の冒険はしない派」の私でも、思わず食べてみたいと思えるような描写がたくさんあります。
タイトルの「それでも旅に出る」には、深い意味が込められていました。
「旅は逃避ではなく回復の手段」という円の言葉が、心に響きます。
自分自身の悩みも、一度棚上げして遠くに行くことで整理される──そんなメッセージを受け取りました。

表紙の雰囲気が、前回紹介した『カフネ』に少し似ていますね。
食と人のつながりを描いた物語としても通じる部分があり、読み比べるのも楽しそうですね。
🔶 まとめ…旅は“逃避”ではなく“回復”だった
『それでも旅に出るカフェ』は、物語としての面白さだけでなく、コロナ以降の世界で生きる私たちに優しい言葉をくれる小説です。
「とりあえず棚上げして、遠くに行ってみる」
それは逃げではなく、自分を立て直すための“旅”なのかもしれません。

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