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高瀬準子さんの「め生える」。
“大人になるとみんなはげる”という
ぶっとんだ世界観に一瞬で引き込まれる作品です!
結論:「髪」は“幸せ”のたとえかもしれない
この物語を読んで考えたのは、
「髪が生える・生えないって、幸せのことを言ってるのかも?」ということ。
頑張って求めているときには手に入らないのに、
ふと力を抜いたときに、思いがけず手に入る。
そんな“幸せ”みたいなものを、「髪」にたとえてる気がしました。
読後、考えさせられる物語です。
あらすじ:大人になったら、みんなハゲた⁉
ある日、原因不明の病気で、大人がみんなハゲる世界になりました。
中高生以下だけが無事で、それ以外の人は全員ツルツル。
薄毛を気にしていた主人公・真智加は、
「みんな一緒だから恥ずかしくない」と少し安心します。
でもある日、自分だけ髪が生えてきます。
「みんなと違う」ことで、悩みがまた始まってしまいます。
長年の親友・テラとの関係にも変化が起きそうで――。
感想:求めていない人にこそ“生える”?
この物語の中では、髪を生やしたくてお金や時間を使う人もいる。
一方で、何もしていないのに、自然と生える人もいる。
その違いはなんでしょう?
私はこう考えました。
求めていると手に入らず、求めないと手に入る。
そう思ったとき、髪は「幸せ」と似ているなと感じました。
友情って、変わっても続く?
髪が生えてしまったことで、
「友だちとこれまで通りではいられないかも」と不安になる真智加。
でも、ある占い師が言います。
「友情は続く。あなたが望めば。形を変えてね」
この言葉にハッとしました。
関係が“変わること”を恐れるよりも、
“つながりを大事にすること”が大切なのかもしれません。
もし自分がこの世界にいたら?
私なら、きっと「もうハゲたし、しかたない」と思って過ごすでしょう。
でもそれは「みんなもハゲてる」からこそ、受け入れられるんだとも思います。
まわりと違う自分になるのは、すごく怖い。
この物語は、その気持ちもすごくリアルに描いていました。
まとめ:不思議だけど、今の自分に刺さる話
『め生える』は、かなり変わっています。
今作もやはり、高瀬さんらしい、ぶっとんだ世界観でした。
でも読んでみると、今の自分に重なるかもと思える物語でもありました。
- 周りと違う自分をどう受け入れるか
- 思い通りにならないことにどう向き合うか
- 関係が変わっても、大事な人とつながれるか
短くて読みやすいですが、よくよく考えると深い物語です。

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