だまされた…!『あの日、タワマンで君と』を読んで震えたラスト【ネタバレあり感想】

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「え、そういうことだったの…!?」

ラストで全てがひっくり返る系の小説が好きな人には、間違いなく刺さります。
森晶麿さんの『あの日、タワマンで君と』は、煌びやかな47階の“楽園”で繰り広げられる、静かで残酷な恋愛ミステリ。
私は完全に騙されました。最後の数ページまで読んで、やっとすべての意味がわかる――そんな作品でした。

aiko
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こんな人にオススメ!

  • タワマンや“上級国民”のリアルな生活に興味がある人
  • 静かにゾクッとくる恋愛ミステリを探している人
  • 伏線回収が気持ちいい作品が好きな人
  • 1日で一気読みできる読みやすい小説を探してる人

あらすじ

配達員として日々をしのぐ山下創一のもとに舞い込んだ、ある特別な仕事。
それは六本木の高層タワーマンション最上階へ、高級料理を届けるという依頼だった。

出迎えたのは、金を湯水のように使う奇妙な男・多和田。
そして、リビングに現れた“玲良”という女性は、創一が高校時代に密かに想いを寄せていた静香にそっくりだった――。

強引な誘いに流されるまま、創一は多和田の生活を“体験”することに。
だが、「この部屋から絶対に出るな」という不可解な約束とともに始まった入れ替わり生活は、次第に予想もしない展開へ…。

地上47階の虚飾と愛の行方を描いた、現代恋愛ミステリ。

📖 感想:完全に騙された…!(ネタバレあり)

最初、私は完全に玲良=静香だと思い込んでました。
でも、ラストで明かされた真実に「えっ!?」と声が出たくらい驚きました。

創一がタワマンに住んだのは、てっきり“お金のため”だと思ってましたが…
実は――隣のタワマンに住む静香を見守るためだったなんて…。
めちゃくちゃ切ないし、じわじわ心にくる展開でした。

また、読み終えたらわかる「タイトル」の意味。“あの日”とは…“君”とは…、ね。

👆 読みやすさとリアリティが魅力

文章はスッと頭に入ってくるタイプで、読んでいてストレスがありません。
気づけば、導入からグイグイ引き込まれて、1日で一気読みしていました。

また、仮想通貨で儲けて、そして暴落して――という資産の浮き沈みが描かれている点も今っぽくてリアル。
ただの“恋愛もの”ではなく、現代の不安定な富や格差、虚構にも目を向けた構成が見事です。

もう少し深読みしてみると、

タワマンの高層階自由に見えて、実は縛られた空間だったり、
主人公の“ヨミ”って存在が「社会から消えたい」若者の気持ちみたいだったり。

仮想通貨の急成長と崩壊は、今の世の中の不安定さの象徴かな、と。

🖊 まとめ:虚飾と真実のあいだで揺れる、衝撃

最初はきらびやかな“タワマン生活”に目を奪われるけれど、
読み終えたときには、そこに潜む狂気と執着がじわじわ効いてきます。

拳銃、殺人、事故に見せかけた殺人など派手な事件なのに、派手さを感じさせない展開で、それが一層恐怖心を煽ります。でも、そこに重きを置かない点が“ゾクッ”とさせられる、そんな作品でした。
静かに騙されたい人にこそ、おすすめです。

📝あとがき(個人的な余韻)

実は作者の森晶麿さん、私と同年代とのことで、勝手に親近感。
そのせいもあってか、価値観や空気感がどこか近くて、より深く刺さりました。

同じように“あのラスト”でやられた方、ぜひ語り合いましょう…!

aiko
aiko

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