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「ほっこりできる本が読みたい」
そんな方におすすめしたいのが、小野寺史宜さんの『いえ』です。
大きな事件があるわけじゃないけれど、読んだあとにじんわりと心が温かくなる。
疲れたとき、家族にちょっとモヤモヤしているとき、ふと手に取りたくなるような物語です。
今回は、小野寺史宜さんの小説『いえ』のあらすじと、母である私の視点からの感想をまとめました。
📚 小野寺さんの「ひらがな二文字シリーズ」の第3作目!

こんな人にオススメ!
- 子育て中で、本を読む時間は短くても“癒されたい”方
- 家族との関係にモヤモヤすることがある方
- 小野寺史宜さんの、心に寄り添うような作風が好きな方
『いえ』のあらすじ(ネタバレなし)
主人公は20代の青年・傑(すぐる)。
少し頼りないけれど、優しさがにじみ出るような青年です。
彼は、事故で足を引きずる妹・若緒(わかお)と静かに暮らしています。
兄妹の関係は、べったりではないけれど、どこか心地よい距離感。
ある日、妹の若緒が突然「家族会議をしよう」と切り出し、物語がゆっくりと動き出します。

小野寺史宜さんらしい“あたたかさ”がじんわり
『いえ』を読みながら思い出したのは、「家族って、当たり前だけど、やっぱり特別な存在なんだな」ということ。
兄の傑は、最初は少しうじうじしているようにも見えるけれど、
妹の若緒のまっすぐな言葉に後押しされて、自分の中の「整理できていない関係」にちゃんと向き合っていきます。
その姿勢が、なんだか健気で、とても人間らしくて。
母として共感した“ちょうどいい兄妹関係”
読んでいて、何度も「この兄妹、いいなぁ」と思いました。
ベタベタもしないし、かといって冷たくもない。
たまに一緒にお茶を飲んで、静かに話ができるような関係性。
うちの子どもたちも、将来こんな兄妹になってくれたらいいな〜と、自然と母目線で感情移入してしまいました。

おわりに|『いえ』は静かに寄り添ってくれる物語
小野寺史宜さんの『いえ』は、何気ない日常の中にある“やさしさ”や“気づき”をそっと描いてくれる一冊でした。
派手な展開はないけれど、心が疲れたときにこそ読みたくなる、そんな小説です。
小野寺さんの作品には、ほかにも『ひと』『まち』があり、『いえ』は 「ひらがな二文字シリーズ」の3作目です。
また、後日、『ひと』『まち』についてもご紹介しますね。
🔹関連記事
小野寺史宜さんの「ひらがな二文字シリーズ」
✅ 第1作目『ひと』感想…疲れた心に沁みる理由
✅ 第2作目 『まち』感想(後日掲載予定)

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